【はてなブログ】ほぼコピペでOK!任意の場所にAdsenseを自動挿入する方法
はてなブログではテンプレのHTMLを弄ることができないので,好きな場所にAdsenseを挿入するには色々と面倒なことをしないといけません.
そこで本記事では,jQueryのコードをコピペするだけで,テンプレの任意の場所にAdsenseのコードを自動挿入する方法を紹介します.
方法をざっくり説明
HTMLを編集できない環境下で,任意の場所にAdsenseのコードを自動挿入するために,jQuery を利用します.
jQuery を使用すれば,任意のHTMLタグや,クラスの前後などに好きなコードを追加することができます.
これを利用して,HTMLを編集することなく,テンプレの任意の場所にAdsenseのコードを挿入します.
では,以下よりその方法を説明していきます.
ほぼコピペでいけるはずです!
jQuery の読み込み
既に読み込んでいる場合はスキップして下さい.
はてなブログの管理画面から, 設定 -> 詳細設定 -> headに要素を追加 のテキストボックスに以下を追記します.
<!--[if gte IE 9]><!--> <script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/2.1.4/jquery.min.js"></script> <!--<![endif]--> <!--[if lte IE8]> <script src="https://ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.11.3/jquery.min.js"></script> <![endif]-->
これで jQuery が読み込まれるようになります.
広告コードの取得
Adsenseの管理画面の「広告の設定」より,挿入したい広告のコードを取得します.
取得したコードからは,全ての改行を削除しておいて下さい.
Adsenseを自動挿入するコードを追加
はてなブログの管理画面から, デザイン -> カスタマイズ -> フッタ のテキストボックスに自動挿入のコードを追加します.
広告を挿入したい位置によってコードが若干異なるので,需要が高そうな位置のコードを4つ紹介します.
下記のコードを追加して変更を保存したら,実際に挿入したかった位置にAdsenseが表示されているか確認して下さい.
/* 広告コード */
の部分には,前のステップで取得したAdsenseの広告コード(改行削除済)に置き換えて下さい.
さらに、広告コード内の</script>
のスラッシュを、<\/script>
のようにバックスラッシュでエスケープしないとエラーが出るようですのでお気をつけください。
(JSを外部ファイル化する場合はエスケープの必要はありません)
記事タイトル直下
記事のタイトルのすぐ下にAdsenseを挿入します.
<script> $(document).ready(function() { var adsCode = '/*広告コード*/'; $(".entry-content").first().prepend(adsCode); }); </script>
記事本文中の最初からn番目の見出し <h3> ~ </h3>
の直前
記事本文(.entry-content
)内の,上からn番目に現れる <h3> ~ </h3>
の直前にAdsenseを挿入します.
<script> $(document).ready(function() { var adsCode = '/*広告コード*/'; $(".entry-content h3").eq(n-1).before(adsCode); }); </script>
n-1
を適切な数字に置き換えて下さい.
例えば,2番目の <h3> ~ </h3>
の直前にAdsenseを挿入したい場合は以下のようになります.
<script> $(document).ready(function() { var adsCode = '/*広告コード*/'; $(".entry-content h3").eq(1).before(adsCode); }); </script>
しろかい!の記事本文の中ほどに貼られているAdsenseはまさにこの位置です.(この記事を執筆した時点での位置)
記事本文中の最初からn番目の見出し <h3> ~ </h3>
の直後
記事本文(.entry-content
)内の,上からn番目に現れる <h3> ~ </h3>
の直後にAdsenseを挿入します.
<script> $(document).ready(function() { var adsCode = '/*広告コード*/'; $(".entry-content h3").eq(n-1).after(adsCode); }); </script>
n-1
は上記同様,適切な数字に置き換えて下さい.
記事本文中の最初からn番目の段落 <p> ~ </p>
の直後
<script> $(document).ready(function() { var adsCode = '/*広告コード*/'; $(".entry-content p").eq(n-1).after(adsCode); }); </script>
n-1
を上記同様,適切な数字に置き換えて下さい.
複数の位置に自動挿入する場合
Adsenseは1つのページに最大3つまでコンテンツ向けユニットを設置できるので,複数の位置に自動挿入したい場合もあるかと思います.
上記のコードを2つ,3つ貼っても構いませんが,それだとコードの重複が起こってしまうので,以下のようにするといいです.
<script> $(document).ready(function() { // 2番目の<h3>の直前 var adsCode = '/*広告コード1*/'; $(".entry-content h3").eq(1).before(adsCode); // 3番目の<h3>の直前 adsCode = '/*広告コード2*/'; $(".entry-content h3").eq(2).before(adsCode); }); </script>
まとめ
ほとんどコピペだけで任意の場所にAdsenseを自動挿入する方法を紹介しました.
この方法は,はてなブログに限らず,任意のWebサイトで利用することができます(コードの改変が必要です).
テンプレート式のサイトで,ページの途中にAdsenseを自動的に挿入したい場合にも使えます.
ページ毎に手動で広告コードを挿入されている方も見かけますが,後で変更する時に大変ですし,ページを増やすたびにコードを追加する必要があるので,この自動挿入をおすすめします.
是非使ってみてください!