【Mac】シェルをbashからzshに変更する方法
Macのターミナルのシェルをbashからzshに変えたので,方法をメモしておきます.
参考にしたページ
以下のページを参考にさせていただきました.
http://qiita.com/harapeko_wktk/items/47aee77e6e7f7800fa03
基本的にはこのページに沿って設定すればOKですが、自分なりに変更した部分もあるので、それを含めて以下に記します。
brew update
最新版のzshをbrewでインストールしたいので,まずはbrewを最新の状態にします.
$ brew update
するとエラーが.
Aborting Error: Failure while executing: git pull -q origin refs/heads/master:refs/remotes/origin/master
下記コマンドで直りました.
$ cd $(brew --prefix) $ git fetch origin $ git reset --hard origin/master
zshのインストール
下記コマンド一発でできます.
$ brew install zsh
ログインシェルをzshに変更
vimなどで/etc/shells
をルート権限で開き,以下の1行を末尾に追加します.
/usr/local/bin/zsh
その後,下記コマンドを実行し,パスワードを入力すればログインシェルが最新版のzshになります.
$ chsh -s /usr/local/bin/zsh
zshの設定
zshの設定ファイルは~/.zshrc
になります.
とりあえず,僕は少し凝った zshrc · GitHubをコピペさせていただきました.
また,これまで使っていたbashの設定ファイルの内容で必要なものも
~/.zshrc
に記述しました.
zsh-completionsのインストール
デフォルトでは補完できないようなものも補完してくれるプラグインだそうです.
インストールは下記コマンド一発です.
$ brew install zsh-completions
インストールしたら,zsh-completionsを反映させます.
~/.zshrc
の「autoload -Uz compinit」という記述より上ならどこでもいいので,以下を追加します.
#for zsh-completions fpath=(/usr/local/share/zsh-completions $fpath)
また,以下の部分を変更します.
変更前
# 補完機能を有効にする autoload -Uz compinit compinit
変更後
# 補完機能を有効にする autoload -Uz compinit compinit -u
lsのディレクトリ色を変更
背景に黒などの暗い色を使っている場合,ls
コマンドで表示されるディレクトリの色が青なので非常に見づらいです.
そこで,下記の記述を~/.zshrc
に追加してマゼンタに変更します.
# lsのディレクトリ色をマゼンタに export LSCOLORS=Exfxcxdxbxegedabagacad
おわりに
以上で一通りの設定はできました.
ちなみに反映させるにはターミナルを再起動するのが手っ取り早いかと思います.
他にzshには腐るほどカスタマイズ方法があるようなので,色々調べて自分なりのシェルにしてみてはいかがでしょうか.